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医師と祈り~吉原麻里さんについて~

皆さんこんにちは。元気にしてますか?

今日は、ブログを急遽作りました。どうぞご覧ください。

ぜだろうか、僕に降りかかってくるタスクは、昔ながらの根性論を知らない現代の人だったら投げ出してしまうものが多い。写真も、かじったくらいのレベルなのに泣。

さて、過去、ある職種の人が担当になると、あえていうが、どう撮っていいのかわからないとてつもない緊張を感じていた。それは一言に尽きる。「医師」である。

どういう因果か、僕は昨今、医師、吉原麻里さんの撮影を3年間もしている。僕の親友が紹介してくれたまではよかったが、佐賀きっての有名人ともつゆ知らず。

医師という職業に対して、これまでどういう共通項があったのか、それは、知らない人から写真を撮られるのがめっぽう苦手ということだ笑 なぜか、恥ずかしがりやなのだ。

ただただ、この吉原麻里さんは、とにかく現代の、ミレニアム世代の医師といった感がある。例えば、撮られるのが好きだし、高圧的なものもない。彼女のFacebookを見ると、たくさんの友人に囲まれ、きめ細やかにコメントをし、思ったことを素直に表現している。裏を返せば、人一倍努力家であり、バランスのいい自己肯定感を持ち合わせている。

て、なぜ今、吉原さんについて、書こうと思ったのか。実は、前に吉原さんを取材したときの言葉、行動を、僕自身が実践している報告をしたいと常々思っていたからだ。特に、コロナ不安がある中で強調したかった。

それは、寝る前に友人のことを思うという吉原さんの習慣についてだ。

実は、吉原さんの考え方が、ハーバードで実証されていると、とある講演会で知った。こういう内容だ。

『一つのグループには、「あなたの病気が早く治りますように、と毎日祈っています。」と本人に伝える。もう一つのグループには、何も伝えない。すると、最初のグループは、重い病気の治りがはやくなったという。さらに言えば、祈っていると伝えなくてもいい、ただ一方的に祈るだけで、祈られている人に効果が表れるという驚くべきものだった。』

とても驚いた。いつも気さくななだけでなく、吉原さんが医師としての姿を貫いていると感じることができた。この内容は彼女が話したことと相違ないことだった。

一方、僕は医師などなれるわけもない。しかし、僕自身撮影に挑むとき、そして、撮影が終えたあと、「どうか撮影した方が幸せになりますように。」と、常々考える。ある写真家集団は、カメラマンを「善という善に奉仕する仕事にほかならない」と表現する。僕は吉原さんに触発されて、寝る前、これまで撮影してきた人、仕事の仲間、家族、いろんな人の幸せを寝る前に祈るようになった。

皆さんと吉原さんがとっても活発に交流されているのを見ると、皆さんと彼女が積極的に幸せの交換をしているなぁ、と、思っています。

少し長くなりました。最後に、吉原さんの言葉をもって終わりにしたいと思います。

人の幸せを願う人が健康ですね。おせっかいなくらい人に関心をもつ。そのためには、いろいろな人と出会うきっかけを常に持つ必要があります。多くの人と接することで、 悩みを打ち明けたりする機会にも巡り合えます。私は、子どもを寝かしつけしたあとに、知り合いの幸せを考えながら寝るようにしているんです。他人が幸せになると、自分にも跳ね返ってきますからね。」

「楽しいことは、こんなにあふれている」-内科医 吉原麻里氏-



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